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「ゲージ」は編み物の訓練、たっぷり編むべし

公開日: : 最終更新日:2016/07/14 未分類

本日も、男の編み物教室「ニット・イン・スカッチ」へようこそ。

さて前回の記事では、ニットのサイズの大きな要素に「編み手の癖」があると申しました。

型紙ができて、その型紙と同じ寸法のパーツを得るためには、
自分が何目何段編めばどれくらいの大きさの生地を得ることができるかを知らねばなりません。

糸は使用する棒ごとに標準的な数字が示されていますが、
残念ながら、その標準は「熟練者」の標準です。

この寸法を「ゲージ」と呼んでいます。

通常、20cm×20cm以上の面積をその糸で編んで、そこの中心部分の縦横10cmの目数と段数を数えます。
たとえば、22目×17段とかです。
ゲージは初心者ほど細かくなる傾向があります。

つまり、前身頃と後身頃のサイズが違ってしまうことが起こりやすく、ある程度すると安定します。

熟練がゲージを伸ばしてしまうのです。

「慣れ」が原因ですから、訓練のためにも、ゲージ用の生地はたっぷり編みましょう。

できれば60cm以上の段数を編みます。
ゲージの採寸は中央ではなく、慣れて安定した上方に近いところから取るとよいでしょう。

このゲージから型紙の形や模様を実現するため寸法を逆算します。

ゲージ

写真は、自分のゲージと同じ比率の長方形マトリックスです。
このマスをマーキングしてオリジナル模様や、型紙を起こしました。

現在では、パソコンが便利です。
エクセル(カルク)系統の計算ソフトでもワード(ライター)のグリッド線が応用できます。

**グリッド線の幅はポイントでなく、半角数字と半角小文字「mm」とすればメートルスケールが使用できます。**

裾や襟、袖口のゴム編みはゲージは不要です。
本体を編んだ棒を2つほど細い物に変更し、目数を2%ほどで減らせば丁度いいサイズになります。

問題は、アラン模様のセーターです。
細かい模様を繰り返すパターンであれば、それと同じ柄をゲージ用に編めば済むのですが、
大きなパターンで多様な模様とすると、著しく幅が変化する生地となります。

私の場合は、「熟練」が解決してくれますが、初心者には難しいです。

最初から臨むのではなく、ある程度こなしてから、力試しでやることが肝要です。

初めの頃は、訓練とゲージを得るためにも、マフラーが実用的です。

ゲージの糸ですが、しわくちゃなので、「捨てる」ことを薦めている解説書を見かけます。

一般的な発想として、せっかく手編みだからと言う心理が「高価な糸」を求める気持ちを起こさせます。

作品は大量生産品ではないので、その考えには頷けます。

そうすると、高価な糸を捨てるのはもったいないです。
初心者レベルの者が編んだ糸が「狂い」で検出できるはずがありません。
ぜひ再利用してください。

ちなみに、最近、気になっているのが抜け毛。
ドライヤーをかけるとごっそり抜けるので調べてみたところ、このような理由があるそう。

男の場合、1回のドライヤーで20本や30本など抜けるのが多いのかわからないですが、ともかく頭皮環境を考えなくてはいけない年頃です。
ちなみに、ドライヤーを左右にふると、頭がよく乾くというのは、知りませんでした。

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